FC2ブログ

Worlds and World’s end クリア

Worlds and World’s endクリアしました。

短評:80点
シナリオ・音楽・CGともに高水準
買ってから攻略するのにえらく時間が掛かりましたが普通に面白かったです。プレイ時間は約20時間程。

(ネタバレあり)
シナリオ

個人的に好きな世界の終末を描いたストーリー。
ハッピーエンドでない、一部メインヒロインは最終的に主人公と結ばれない、プレイヤーに投げっぱなしの終わり方。
細かいツッコミ所を含めればネガティブなことのほうが多くなりそうな感じではありますが、それでも自分は高評価です。むしろ細かいツッコミ所を修正できていたら90点級の作品になりえたかもしれないとも思ってるくらいです。では、その良かったところを振り返っていきます。



まず「world's endⅠ」から。
辟。鬘・_convert_20110617225122

偶然の出会いから始まる物語。
この作品の"今後"に一番希望が満ちている話であり人間の力強さを見せてくれたシナリオでした。
そしてヒロインが魅力的だった。ヒロインを選択させられる際にはとても悩んだ記憶があります。

主人公も格好良かった。
辟。鬘・_convert_20110617224643

「自分を変えたい」そういう気持ちは誰でも持っているだろうけど、実際に行動に移せる人間はごく一部。そしてその行動を起こしたのが彼でした。



「world's endⅡ」

end4_convert_20110613213227.png


伏線があまりにしょーもなくて少しがっかりしたシナリオ。
そして攻略後に感じたのは1番救いがないと感じたシナリオでもありました。
怪しげな宗教団体、その宗教団体の言う「救い」を求めて全国から多数の信者たちが集まったが、
結局それもおじゃん。残され希望を求めた人たちにとってはこれほど救いのない話はないと思う。

…ただ、二人の姉弟は救われた。
姉は「鳥かご」から抜け出し、弟は「妄執」から開放された。
しかし、大多数の人間達にとってはこの姉の裏切りによって再び絶望の底へと落とされた。
この結末をどう受け取るかはプレイヤー次第。

end5_convert_20110617232854.png

キャラは断然、文歌推しで!!
もう一人のヒロイン・都のほうが正道なのかもしれませんが、文歌のキャラの魅力には勝てなかった。
信じられるか?こんなにシリアスな雰囲気を持った彼女が実はかなりのお茶目さんなんだぜ?

ギャップにやられました。


そして最後の「Worlds and World’s end」
霎滂ス。鬯伜・祖onvert_20110617222339_convert_20110617234213

自分がもっとも好きだったシナリオであり、このシナリオ抜きで点数をつけていたら70点と即答できるくらいこのシナリオ展開の仕方は良かった。最初に言っておきますが、この「Worlds and World’s end」編ではメインヒロインの麻衣子と拓海が真の意味で幸せになることはありません。「夜」の明けない世界で元の世界に帰ることのできなくなった拓海。そして拓海たちが"居ない"ことになってしまったもうひとつの世界で何か違和感を持ちながら生活する麻衣子。そんな元の世界に帰ることの出来なくなった拓海と拓海たちが居ないことになり再構成された世界で拓海のことを忘れてしまった麻衣子。この二人を再び結びつけたのは一通のメールだった。

そしてあるきっかけで拓海の記憶を取り戻した麻衣子と拓海が思いを伝え合い、そして結果、別れを選んだというのがこの物語の終着点。どちらも好きでありながら別れを選択しなければならないというある意味で悲恋の話だったけど、自分はこういう過去にとらわれず、未来に歩き出す別離の話ってのは結構好きです。

いつまでも過去を引きずってウジウジするより「これは過去のことで、どうしようもないこと」って切り替えるということは自分には出来ない。だから最後のメールのやり取りに「じーん」と来るものがあったし、悲しいだけで終わることもなかった。そして、ライターをなにより賞賛したいのが希望を残してくれたことです。この作品、ある意味で最後は投げっぱなしです。

その後の世界がどうなったかというのはプレイヤーの想像次第という結末になっております。
勿論、ライターが結末を放棄したという考え方もできますが、自分で考える余地が残っている分だけ色々想像が出来てよいと思います。プレイヤーによってはこの後、ハッピーエンドを想像する人も居るでしょうし、人によってはもっと暗い結末を想像する人も居るかもしれない。そんな考える余地が残っていることも、高得点に繋がった理由の一つです。



以上が今回の、「Worlds and World’s end」の感想です。
直感でだけで買ったものであったけど結構楽しめたので満足な一品でした。




コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

KY(21)

Author:KY(21)
日記&ゲームの感想書いてます

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
応援バナー
『アルテミスブルー』を応援しています! 『恋ではなく―― It's not love, but so where near.』を応援しています!
カレンダー
04 | 2020/05 | 06
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR